それから5年ほどが経ち、ジムでの仕事もうまくいって、いよいよ拓海と結婚することになった。
「新郎は、健やかなる時も、病めるときも、新婦に愛を誓いますか?」
素敵な教会で神父の声が響く。
(お母さん、お父さん、泣いてる…。いよいよ拓海と結婚することができるんだ…)
純白のウェディングドレスに身を包み、みんなから祝福されて…、そして、私は拓海の足元に跪き…、
「誓いのキスさせてくださいっ、拓海様っ。私を奴隷にしてくださいっ!」
タキシードのチャックを下ろし、拓海のペニスを口いっぱいに頬張る。
いつのまにか首には首輪が巻かれていて、チェーンを拓海が握っていた。
冷たく見下ろす拓海の瞳と目が合うと、ジュンっと子宮が疼く。
(ああ…、やっと拓海に犯してもらえる…、たくさんいじめられて、孕ませてもらえるんだ…。それが私の幸せ…)
拓海のペニスをしゃぶり、ドレスの裾を捲り上げて尻を差し出す。
みんなの前で犯されることに悦び、陰唇からとめどなく愛液が垂れ落ちる。
「夏芽ぇ…、お前は誰のものだ?ああ?」
挿入された瞬間、お義父さんの声が響く。
私を犯していたのはお義父さんで、気がつけば私の部屋にいた。首に太い指が伸び、ぎゅっと締め付け、呼吸を制限される。
「美奈子と一緒に犯してやるからな…っ、家族で仲良く…な?」
~~~~~~
「嫌…っ、嫌…ぁっ!!はぁっ、はあ…っ、夢…か…っ」
次郎に中出しされた瞬間、目が覚める。
全身汗だくで、肌着が身体に張り付いていた。
(最悪な夢見ちゃった…。何よ、拓海様の奴隷って…、そんなこと望んでなんかないのに…。)
横では拓海が寝息を立てていて、起床予定時間よりもだいぶ早く目が覚めていた。
汗をかいたため、シャワーで流そうかと布団をめくると…
(ひゃ…っ!?まさか、お漏らししちゃった…?いや、これもしかして…?)
ぐっしょり濡れた股に同じく濡れたシーツ…、一見漏らしたかのように見えるが、濃厚な雌の匂いがして、汗でも尿でもない液体の正体がわかる。
(最悪すぎる…。少しエッチなことしてないだけで、なんでこんなことに…。やっぱり私変態なのかな…。)
拓海から連れ出される前はほとんど毎日犯されていたか自慰をしていたため、欲求不満になっていた。
拓海と一緒に寝ているということもあって、それは顕著になり、洪水を起こす有様にすらなっていた。
(拓海に「エッチしよ」なんて言えないよ…。大事にしてくれているし、変態なんて思われたら生きていけない…。自分で鎮めるしかないな…、ちょっとだけ…、ほんのちょっと…)
夢の中で犯されたせいで、中途半端に身体が昂り、シャワーで流しても愛液が止まらなかった。
一回イって落ち着かせるしかないと考え、シャワーを股に当て、乳首を指で抓る。
「ぁっ、ぁ…んっ、拓海…ぃっ、拓海ぃ…っ!」
壁一枚の先に好きな人がいるという状況に露出したときのような高揚感を覚え、あっという間に絶頂に至る。
「ぁんっ、ぁ…っ、あっ、イくっ、イっちゃう…っ!」
ビクンビクンッと身体が震え、立っていられなくなってその場にへたり込む。
絶頂したものの、M性を開発された夏芽はただの自慰ではどこか満足できず、逆にモヤモヤしたような感覚を覚えた。
「はぁ…、何やってるんだろ、私…。朝から馬鹿みたい…」
自己嫌悪に陥り、自分自身に苛立ちを覚え、汗と愛液を流した。
【はい、了解いたしました!】
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