「美紀さん?へぇ…ジムのバイト先の…そうだなぁ…明日もまた不動産屋とか店とかあたってみるつもりだけど簡単には見つかりそうにもないし…うん…1度美紀さんって人に相談してみて…」
お互いシャワーを浴び、明日からの相談をする…夏芽の話に同意し、ホテルに入る前にスーパーで買った値引きされた弁当を食べた。
汗を流しお腹が膨れると1日中歩き回った疲れがどっと押し寄せる。
「まだはやいけど…もう寝ようか…明日もたいへんだし…」
一つしかない大きなベッドに2人て潜り込む…仕方なくとはいえ2人で泊まることになったラブホテル…
なんとなくソワソワして疲れているはずなのにすぐには眠れなかった。
幼い頃は一緒に1つ布団で寝たこともあったが、落ち着かないのは夏芽も同じなのか背中を向けたままだ。
(ヤバい…こんなんじゃあ寝られない…)
2人で暮らす…それはともに生活をすることで、当然それにはセックスも含まれる…拓海が夏芽を求めれば拒否はしないだろうが、義父とのこと…三宅のこと…夏芽のされてきたことを考えると…
夏芽は拓海にも犯されると覚悟をしていたが、あのレイプ事件は美奈子とのプレイにすぎず、本来の拓海のもつ性癖ではない…夏芽の大事さを知らされた今、疲れいる夏芽に己の欲求をぶつけることはできなかった…
しばらくして夏芽の寝息がして、拓海もいつの間にか眠りに落ちていた…
提案にのって頂きありがとうございます。
とりあえず美紀と電話で相談することにしましょう。
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