過呼吸きみになりながら大粒の涙をボロボロとこぼす夏芽…ケンカをしたり嬉しいことがあったりした時にすぐに泣く夏芽だが、こんな泣き方をしたのは初めて…いや1度だけあった…夏芽のお父さんが亡くなった時だ。
「そんなことないっ!夏芽は何があっても夏芽だっ!」
拓海は夏芽のほうを向きを肩を掴んだ。
「小さい頃からずっと一緒にいて…それが当たり前だと思ってた…だけど…俺があんなことして…夏芽が俺の前からいなくなって初めてわかった…俺は夏芽がいないとダメなんだって…俺は…俺は夏芽が大好きなんだ!
小さい頃、身体が小ちゃかった俺をいつも夏芽が助けてくれて…だから今度は俺が夏芽を…」
夏芽の肩を掴む右手がズキズキと痛んだ…
おはようございます。
レスできなくてすいませんでした。このところめちゃめちゃ忙しくて…いいところなのに…
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