「はぁ…っ、はぁ…っ、ゲプッ…!ん…っ、ぅ…」
全員の精液を飲み、のそっとテーブルの下から這い出る。
空きっ腹に大量の精液が流れ込み、満腹ではないのに腹が膨れる気分の悪さと濃厚で生臭い風味が口に広がっていて不快だった。
テーブルから這い出ると、男根を勃起させて椅子に座っている三宅がいて、自身のペニスを指差している。
(こんなみんなの前で…、嫌だけど、でもやるしかない…)
逆らう気力もなく、無気力そうに三宅を跨ると、そのままゆっくり腰を落として割れ目に自ら挿入した。
三宅に体重を預けると、膝裏を抱えられて持ち上げられる。
「んぁっ!?や、やめ…っ、下ろして…っ、んっ、ぁっ!」
歩くたびに膣内が刺激されて喘ぎ声が漏れるが、足が完全に床から離れている状態の移動は怖く、不本意ながら三宅にぎゅっと抱きつく。
三宅がソファに座ると支えを求めて夏芽も両足をソファに乗せる。
M字で大きく開いて会員たちに尻を突き出す姿勢になった。
(な…っ、同時に挿入って、お尻も一緒にってこと…?そんなの、壊れちゃうに決まってる…)
三宅の真意を理解し、不安と恐怖を覚えるが、俯いたまま口を閉じている。
三宅に対して口答えできる精神状態ではなかった。
(誰がいいだなんて…、誰であっても嫌に決まってるのに…。)
尻穴に入れる会員を選べ、と言われるが、当然、誰ならいい、なんてことはあるはずもなく、選ぶことはできなかった。
それなら、一人嫌な奴を選べ、と言われ…、
「……悠一、っていう、あの太った人は嫌だ…」
と呟く。
「何で悠一が嫌なんだ?」と言われ、昨夜のことを思い出しながら口を開く。
「全員嫌に決まってるけど、あの人は、喉の奥まで無理やりチンポを入れてきて、苦しくて死にそうになったし…。マンションで、キスの時だって押し潰してきて、こっちのことを何にも考えてないし…。そもそも、太ってる人生理的にむ、無理なの…。不潔で醜いもん…っ」
太ってる人が苦手なのは本当だが、本来それだけでここまで嫌いにはならない夏芽だが、イマラチオやキスなどのこともあり、知らず知らずのうちに怒りや憎しみが募っており、棘のある言い方で吐き捨てた。
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