(まだ2人目なのに、もうかなり苦しい…っ。全員我慢は厳しいかも…、いや、三宅の思い通りになんか…っ!)
全員我慢したらトイレに行かせてもらえる、という希望が、夏芽の折れかけた心を修復し、反骨心さえも蘇ってきていた。
「お願い…っ、し、しま…っ、す…っ!」
「早く…ぅ、焦らさないで…っ!」
「嫌…っ、刺激しちゃだめ…ぇっ!」
連続浣腸され、夏芽の悲鳴が次々に響く。
シャワーを浴びて汗を流したはずが、既にぐっしょりと髪が濡れ、ブラウスはブラジャーも透けるほど。
「あれ?夏芽ちゃん、おまんこ濡れてるよ」
10人目に至ったあたりで、苦悶の表情とは似合わず、浣腸を我慢していたら身体が性的な経験を思い出し、愛液が糸を引いて床まで垂れていた。
浣腸で発情している姿をクスクス笑われるも、夏芽は、
(いいから早く浣腸して…っ、あと少しで終わりなんだから…っ)
と考えていた。
そして、やっと12人目が終わり、足元を確認しながらゆっくりとトイレに向かう。
(ここまできて漏らしてたまるか…っ、なんとか耐え切ったんだから…っ!)
よろよろふらつきながら壁に手をついてトイレを目指すが、三宅の言葉を聞いて、目を見開いて立ち止まる。
「何を…言って…、私が、どんな…思い…で…っ!」
かろうじて絞り出した言葉は未だに現実を飲み込めていないもので、テーブルの上にある余ったいちじく浣腸を見ると、2周でも使い切れない量があり、絶対にクリアできないことを悟る。
希望が見えた後に訪れた絶望に鼓動が早くなり、動悸さえしながら一番目の会員の前に立ち、尻を向ける。
そして、臀部に手を添えておねだりの言葉を口にしようとした瞬間、
「あ。」
と夏芽の口から漏れ、プピィッと下品な音が鳴って尻穴から空気が漏れる。
それは決壊の合図であり、次の瞬間には汚物が溢れて床を汚し始めた。
「嫌…っ、嫌ぁっ、見ないで…っ、んっ、ぁぁっ!!」
薬剤と汚物が床に散らばり、一番目の会員の歓喜の声と他の会員達の怨嗟の声が木霊する中、夏芽は悲鳴を上げつつ、浣腸の腹痛が終わる解放感と排泄物が勢いよくアナルから飛び出し、身を震わせて絶頂してしまった。
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