脱がなきゃダメかな…、ダメだろうなあ…。既に裸も写真に撮られてるし、入るしかないか…」
脱衣室に着くと、水着の紐に手をかける。
葛藤はするものの、決断に至るまでには早かった。その根底には『何でもいいから早くイきたい』という思いがあった。
ボトムスの水着を下ろすと愛液が糸を引き、ぐっしょり濡れたそれを籠にしまう。
壁にかけてあったバスタオルを手に取り、体を隠すようにしてスライドドアに手をかける。
「……うるさい、笑わないでよ…っ」
三宅の一言に会員達が笑い、浴室内に木霊する。苦手で嫌いなタイプの、しかもどこか見下していた人たちに笑い者にされ、歯を食いしばりながら俯いて椅子に座る。
「本当にうるさい…っ、いいからあっち行ってよっ!!」
シャワーで汗や愛液を流した後、命令されてボディソープを手に取る。
腕や胸に手を這わせて洗体すると、次々に野次が飛んでくる。顔を真っ赤にして怒鳴るが、皆はニヤニヤしたまま。
先程のバーベキューの際もそうだったが、確実に下に見られていることを感じ、屈辱と羞恥で頭がいっぱいになっていく。
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