「ゃ…ぁっ、ぅっ、ひっ…!」
会員達に囲まれながらローターが再度動きだし、砂浜でしゃがみ込んで唇を噛んで声を我慢する。
散々開発されて感度が高まった身体は簡単に絶頂してしまうはずだが、今回もその寸前で振動が止まった。
「……誰のせいでこうなってると思ってるのよ…っ!」
好き勝手言われ、顔を真っ赤にして睨みつけ、力の入らない足を引きずってついていく。
(クソ…っ、人を奴隷か何かと勘違いしてるんじゃないの?ローターもイけないくらいの振動がずっと続いているし…)
ビーチバレーでもローターで弄ばれ、ほとんど動けなかったはずが、全身汗まみれになっている。今度はバーベキューの給仕の世話をさせられ、荒く息を吐きながら忙しなく動き続けた。
「夏芽ちゃん、ジュース持ってきて」「さっき言った皿は?早くしてよー」など好き勝手言われるが、一日中焦らされ続けたせいで反抗的にもならず、イライラしながらも従い続けた。
ゆっくり食べられなかったものの、途中途中で『あーん』で食べさせられ、空腹は満たされた。
「はぁ…っ、んっ、…わかっ、た…から…っ」
度重なる寸止めでまともな思考ができず、何度も首を縦に振って三宅達を見送る。水着は愛液で漏らしたかのように染みができており、太ももまで垂れていた。
三宅達がいなくなっても、ローターの微弱な振動は止まらず、フラフラしながら皿や器具などを片付けた。
(ん…?そういえば、大浴場とか言ってた…?まあ、もう何でもいいや…。今度は身体を流せとかそんなんでしょ…)
ぼーっとしたまま、大浴場に向かった。
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