雑木林を抜けて夏芽が浜辺に姿をみせた。
遠目からでもかなり布面積の少ないビキニだと分かり、会員たちから歓声が上がった。
会員の中には、もっと過激な…マイクロビキニのようなものを期待していた者もいて「なんだ…ただのビニキか…」とこぼす声も聞こえた。
たが、夏芽が会員たちの近くまで来ると、ただのビニキでないことが知れる。
トップスに乳首とは思えない突起…ボトムスにも同じような突起が布越しに浮かび上がっていた。
「お、おい…あれって…まさかローター?」
「正解~!お前らよく分かったな…まぁ…こういうことだ…」
三宅はニヤニヤしながら手に持ったローターのスイッチを入れた。
その途端、夏芽は「ふぅんっ!」と声を発し、その場でうずくまってしまう。
次郎からの調教で敏感になってしまった身体に加え、既にローターの刺激を受けていた夏芽は、声を必死に堪えながら身悶えていた。
それを見下ろしニヤつく会員たち…
あと少し…あと少しで気をやりかけた時、ローターの振動は止まってしまう…
「さてと…あっちで遊ぶか…夏芽…いつまで余韻に浸ってるわだ…行くぞ…」
三宅を睨みつけながら立ち上がった夏芽だが、まだ海に入ってもいないにも関わらずボトムスの股間部分が変色していた。
このあと、ビーチバレーなどをしたが、三宅によりローターのスイッチを入れたり切られたり…いづれも夏芽が気をやる寸前で止められ、一度も気をやることはできなかった。
浜辺から別荘に戻ると、夕食には少し早い時間ではあったが、バーベキューがはじまった。
そこでは、夏芽はメイドさながらに三宅や会員たちの給仕の世話をさせられ、その間僅かな振動が止まることはなかった。
「腹も膨れたし…そらそろ風呂にするか…」
三宅の言葉に会員たちの目は、顔を上気させ瞳を潤ませている夏芽に向けられた。
何かを期待する目だった。
「うちのオヤジは風呂にはこだわっててな…そこいらの風呂とは訳が違うぞ…温泉の大浴場並だ…全員で入れるから…」
全員…この言葉に今日何度目かの歓声があがった…ただ一人を除いて…
「先に行ってるから…後片付けをしたら、お前も来いよ…急いでな…」
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