(気持ち悪…。口ベタベタだし、襟にも垂れてるし…。)
ソファの上で蹲り、口元のよだれを拭くこともせずに呼吸を整えながらぼーっとソファの縫い目を見つめる。
これでアナルセックスのことも内緒にしてもらえる、ようやく終わった…そう思っていたが…。
(ま、まだやる気…?もうなんでもいいから早く解放してよ…)
三宅の言葉を聞いてのそっと身体を起こすが、抗議すらせず、無言で俯く。
三宅に押されてソファの上で横になると、言われるがままに口を開く。
「………?ぅぇ…っ」
(意味分かんないけど…、何…?)
口を開き、言われるがままに舌を出す。
キスをするものだと思っているため、怪訝な表情をしていたが、舌を出して唾液を垂らす三宅を見て目を見開く。
(ぅぇっ、気持ち悪…っ、吐きそう…っ!)
三宅の唾液は夏芽の舌の上に垂れ、それを数回繰り返すと結構な量が口の中に溜まる。
「いいっていうまで口の中で混ぜろ、夏芽」と三宅が言い、吐き気を堪えてえずきながら自分の唾液と混ぜ合わせる。
30秒ほど口内で混ぜた後、ようやく許可が出て唾液を飲み込んだ。
「…っ、んぐ…っ、……ねえ、もう十分でしょ…!?こんなことさせて何が楽しいの…っ!?」
唾液を飲み込んだあと、涙目で見上げながら、会員達に聞こえないように小声で抗議する。
※元投稿はこちら >>