三宅の声にカバンに伸ばした手を引っ込め、立ち止まる。
(やっぱりそうなるか…、ただでさえ嫌いなタイプなのに…)
生理的に苦手な相手でありつつ、男性器を勃起させたままこっちを見る姿は不快感でいっぱい。
夏芽はもう三宅に逆らうことはできず、暗い表情で俯きおし黙る。
「そ、そんなことない…っ、誰が興奮なんか…っ!」
興奮してたと指摘され否定するも、内心心臓が跳ね上がった。
下腹部が熱くなって、フワフワしたような気分になったのは前からあったことで、大体どのようなことになってるか想像に難くない。
(うぅ…、多分濡れてる…かも。お義父さんのせいで、身体おかしくなってるじゃん…。)
スカートの裾をつまみ、ぐいっと持ち上げると黒くシースルーのショーツが露わになる。
濡れてないことを祈るが、「クチッ」という音で幻想は崩れ去った。
「…ッ、ひ…っ、ん…っ、やめっ、て…っ!」
クリトリスをショーツ越しに撫で回され、潜り込んできた指が浅く膣口に侵入してくる。
三宅の手つきは不慣れで拙いものだったが、それが機械的ではなく、逆に夏芽が昂る要因にも繋がった。
股間を触られるたびに力が抜け、内股になって三宅の腕に手を伸ばすが、動画のこともあって払い除けることはできない。
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