画面の向こうの自分は精液を飲み干し、べぇーっと大きく舌を垂らしてカメラを見つめている。
行為中の自分の顔など見たこともなかったが、夏芽自身が見てもとても嫌がってるようには見えない、とろんと蕩けた表情で…
「違っ、違う…っ、好きでこんなことするわけないでしょ…っ」
立ち尽くしたまま弱々しく反論するも、説得力は皆無。
そして、次の三宅の言葉を聞いてハッと顔をあげ目を見開く。
「…っ、嫌よっ、やるわけないでしょ…っ、ふざけないでよっ!」
動画を盾に自身のペニスをしゃぶれという三宅に対し、睨みつけて拒絶する夏芽。
大量の痴態を収めた映像が残っているとはいえ、同級生で、しかも生理的に嫌いな相手の性器を口加えるなど到底できなかった。
「ふぅーん、じゃあ、動画ばら撒かれてもいいんだ。そうなると困るのは夏芽ちゃんじゃないかなあ。愛する娘と父親がこんなことしてて、お母さんどう思うんだろうね。」
三宅の言葉に息が詰まり、うまく呼吸ができなくなる。
大好きな母親に嫌われることを想像し、顔がみるみるうちに青ざめ、足が震える。
そして、表情を苦々しく歪め、小さく頷き…
「わか、ったから…、やればいいんでしょ…。」
ゆっくりソファに座る三宅のもとに歩き、目の前に正座する。
【しばらく返信頻度が少なくなりますが、あまりに間が開きすぎてもアレなので、お返しできる時にお返しさせていただきますね】
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