「う、うん…、お母さんをお願い…。私は部屋にいるね…、なんだか訳わかんなくなってきたから…」
美奈子を介抱する次郎に安心し、子供は下がるべきだと素直に従って2階の自室に向かった。
(お義父さん…、なんだかんだお母さんのこと大切にしてくれてるんだ…、なんか勘違いしてたのかな…)
心の底から憎かった分、美奈子や夏芽を気遣う姿を見て騙されてしまう。
抱きついた際に頭を撫でられて落ち着くように宥められたり、あんな場でも落ち着いているように見えて、夏目の中で好感度が上がってしまっているが、次郎の策略にハマっているとは全く気がついていない。
「もう…顔も見たくない…、こんなのももういらない…っ!」
スマホから拓海の連絡先を消すと、通学カバンにつけていたお揃いのストラップもちぎってゴミ箱に捨ててしまう。
そして、ベッドに横になり、天井を見たままため息をつく。
(…、でも、あんな風に乱暴にされたら、気持ちいいのかな…。きっと抵抗できなくて…)
今日の美奈子の惨状を自分に置き換えて妄想に浸る。
縄で縛られたり、叩かれたり…、外で犯されたり…なんて考え出した頃には自然と右手は自分の股間に伸びていた
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