(うわっ!マ、マジこれっ?)
美奈子とのラインのやり取りをするうち、おまんこの写真が送られてきて、思わずガン見する拓海…次郎の計略にすっかりハマっていることには全く気づかず、ひとりニヤニヤとしてしまう。
何時間かあと、地獄を見ることになるとは思ってもいない…
(こんなの見せられたら堪らないよ…早く学校おわらないかな…)
この日ほど、時間が経つのが遅く感じられたことはない…ようやく6時間目の授業が終わると急いで帰り支度をはじめた。
「途中まで一緒に帰ろ?」
このところ、別々に帰宅していた夏芽が今日に限って声をかけてきた…女の感というものかもしれない…
「バイト…何時まで?」
バイトに向かうため手をふる夏芽に声をかける…
「そっか…じゃあまた明日な…」
夏芽の姿が見えなくなると、拓海はホヲ早め夏芽の家へと向かった。
…………
「あっ…夏芽ちゃん…どうしたの?今日はバイトを休んでいいって連絡いかなかった?祐子くんに頼んでおいたんだけどな…」
スポーツジムに着いた夏芽を佐竹が呼び止めた。
「なんかの手違いかな…ごめんね…せっかく来てくれたのに…」
次郎からの頼みで夏芽を家に帰すための嘘であったが、当の夏思いは思わぬ時間ができたことを喜んでいた…
………
「美奈子…拓海が来たぞ…ワシは部屋にいるから、言われた通りやるんだぞ…」
何も知らずに拓海がチャイムを鳴らした…
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