「忙しい…っていうか、なんか色々ある…から…っ、あんまり寝れてない…のかな…」
(なんか拓海冷たい…、どうして…?)
内股になりながら拓海を見上げると、怒っているような冷たい視線をこちらに向けており、戸惑いながら見つめ返す。
「なっ、忘れてたってどういうことっ!?私、楽しみにしてたのに…っ!やだやだっ、一緒に勉強しよ…っ!」
ローターに悩まされながらも拓海の腕にしがみついてポニーテールを激しく揺らしながら首を横に何度も振る。
(今日は確かお母さん遅番の仕事だって…、早く家に帰ったら絶対変なことされる…。それに、拓海との時間がないと心が壊れちゃうよ…)
「ね、拓海何か怒ってる?私何かしちゃったかな…、お願いだから嫌いにならないで…、だって、私拓海のことがッ…っ、ひゃっ、っ、イ…く……っ!」
嫌われてしまうと思い慌てて懇願し、思わず『好き』と言う言葉を口にしかけた瞬間、ローターの動きが最高潮になり、ビクンッと跳ねてその場にしゃがんで絶頂してしまう。
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