「なに?口でするからだと?お前…約束を違えるのか?」
土壇場になって尻込みをする夏芽に次郎は冷たい口調を向けた。
夏芽もその言葉にハッとし顔を伏せた。
「お前…処女を守りたいからって尻を差し出したんだったよな?アイツだろ?拓海とかいうガキのために処女だけは守りたかったんじゃないのか?」
(オ、オレのために…?オレのために処女を守るためにお尻を…?)
お互い口に出して「好きだ…」とは言ったことはない…それでも幼いころからずっと一緒で、いつかオレは夏芽と一緒になって…そんなふうに思っていた…夏芽もそう思ってくれていればいいと…
(助けなきゃ…今すぐ夏芽を…)
拓海はクローゼットの扉に手を伸ばした…だがその手は扉を開けることができない。
今、クローゼットから飛びだせば、どうしてクローゼットにいたのか…その理由の全てを夏芽に知られてしまう…それが怖くて動けなくなった。
後ずさりをして首を小さく横に振っていた夏芽だったが、唇を噛んで次郎を睨みつけた。
「わ…わかった…その代わり…そっちも約束は守ってよね…」
その夏芽の言葉に次郎はニヤリと笑い頷く。
「もちろん約束は守ってやる…だから尻をこっちに向けてオネダリしてもらおうか…夏芽の尻の穴はお義父さんのものです。好きなだけ犯してくださいってな…」
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