「ふ~ん…学園祭の委員会か…」
家に向かって歩きながら夏芽の言い訳を聞いていた次郎だった…咄嗟についたウソのわりにはまぁまぁというところだ。
「その学園祭の委員ってのは、小学生もいるのか?」
夏芽は、次郎に現場を見られていたとは知らずに、その言葉の意味がよく分からないようだった。
「さっき…お前が小学生たちと公園に入っていくのを見かけてな…あとをつけたんだ…」
夏芽の顔色が明らかに変わっていく…まさかあの現場を義父に見られたのか…恐る恐る次郎の顔を見る夏芽だったが、次郎の下卑な笑みを見て震え上がった。
「あんなガキども相手に身体を触らせて気をやるとは…ほとほと呆れ果てたヤツだな…しかも公園て野糞とは…」
次郎はスマホを取り出して夏芽に動画を見せつけた…公園での一部始終が画面に映し出されていた。
「どうしてああなったのか…説明してもらおうか…」
動画まて撮られ観念したように夏芽は、昨日からのことを次郎に話し出した…
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