『変態』と罵られ、口々に罵倒されるも夏芽は立ち上がることもできず、しゃがみ込んで動けない。
排泄の気持ちよさと恥ずかしい姿を見られていることの快感に深い絶頂を迎えて、身体に力が入らない。
(最悪…なのに、なんでこんなに気持ちいい…の…。)
快感に悶えると同時にこんな状況で気持ち良くなってしまった自分に疑問が湧く。
子供たちが逃げるように散っていったあとで、表情を歪めながら立ち上がってブラウスのボタンを閉めた…。
(私、本当に変態…、になっちゃったの…?昨日もそうだし、この前のエッチなお店の時も…、なんだかわけわかんなくなっちゃったし…。)
結果的に野糞になってしまった自分の排泄物を一瞥するが、どうすることもできず、そのままにしてショーツを足から抜き取り、スカートのポケットにしまう。
(とりあえずお尻拭かないと…。浣腸どうしよう…、もう持ってきてないし…。いいや、適当に言い訳して、もう帰ろう…。)
ふらふらと力ない足取りで公衆トイレに向かい、お尻の汚れや股間の愛液を拭き取る。
大切な公園は既にめちゃくちゃな思い出に塗りつぶされてしまった…。
公園を後にし、帰路につく。
傘をさすほどでもない小雨が不快で苛立ちを覚えたが、背後から聞き慣れた義父の声が聞こえ、ビクッと跳ねて驚いて振り返る。
「ひゃっ!?お、お義父さん…っ!?遅かったって…、その、学校で委員会があったの…。今度文化祭でしょう…?だから、その集まり…とかそんな感じ…」
文化祭の委員会の集まりが今日あったのは本当だけれど、夏芽はその委員ではない。咄嗟に出た嘘にしては、上出来だとホッと胸を撫で下ろしたが…
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