夏芽の災難は、次郎の仕事もあった。主に株の売買をメインに在宅での仕事がほとんどだったのだ。
そのため、夏芽は家に帰り次郎となるべく会わないよう頻繁にたくを誘って帰宅時間を遅らせていた。
とはいえ家に帰らないわけにもいかず、重い気持ちで帰宅すると、幸運にも母親が仕事から早く帰ってきていた。
ホッとした夏芽だったが、次郎がすれ違いざまに夏芽の耳元で囁いた。
「今日はたいへんだったよ…お前のパンティ…加工したからな…」
それを聞いて夏芽は慌てて自分の部屋へ駆け込みタンスを開けた。きれいに畳んであったらショーツが明らかに弄った様子がある。
だが、一つ一つ手に取ってみても、おかしなところはなかった。
「わからないか?よ~く見てみなさい…」
突然、部屋のドアから声をかけられ飛び跳ねるように驚く夏芽…
改めてショーツをよく見てみると、ショーツの二重になっているクロッチの一部の糸がほどかれ小さなポケットのよう細工されていたのだ。
「うまくできてるだろ?明日からそのポケットにローターを入れたままにするんだぞ…学校へ行くときもな…」
これで拓海と会ったり話したりしてもらおうかと…(笑)
このあとちょっと間があきます。
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