(なんかいっぱい集まってきてんだけど…、本当何これ…)
指示通りに後ろを向けると、軽く観衆が集まっており、背中やうなじに視線が集まっているのが試着室の鏡越しに見えている。
(お義父さんはともかく、何この人たち…、なんでこんな目に遭わなきゃなんないの…)
命じられてその場で万歳をすると、グイッとトップスが上に持ち上がり、乳首は辛うじて隠れてるものの、色素の薄い乳輪が見え、生まれつきツルツルの脇が晒される。
かあ…っと赤く頬が染まるも、抵抗すれば時間が伸びるだけと指示に従ってすぐに終わらせようと努めるが、次々に衣装が渡され、なかなか着せ替え人形役は終わることがない。
「ねえ、やっぱりサイズおかしいって…」
ナース服を試着するが、やはり股下数センチほどの短いスカートに胸元がざっくり空いた卑猥な衣装。その次はバニーガール衣装だったが、極端に食い込みが激しかったりと、基本的に男を悦ばせるための衣装ばかりで…
(はあ…、これで最後かあ…。これは…スクール水着…?白色って珍しいけど…。これはショーツも脱がなきゃダメ…だよね…)
試着室に籠り、ショーツを脱いで全裸になる。
やたら薄く感じる白いスク水を手に取り、身につけてみるが、鏡に映る姿を見て…
(うーん、なんか薄くない…?こんなものかなあ…、透けてるわけじゃないけど…、ぴっちりしすぎて色々見えちゃうんだけど…)
乳首や割れ目の形ははっきり浮き出ているものの、透けたりするわけではないのが少し安心。
試着室を出て衆目に晒されるも、これで最後だと我慢するが…
「え、このまま…っ!?ちょっ、ちょっと、こんな格好嫌だって…っ!」
ある程度従順だったものの、このまま買い物させられそうになって慌てて試着室に篭ろうとするが、腕を掴まれて引き摺り出される。
よろめきながらローファーを履き、観念して買い物リストを確認する
「あの、あ…えっと、こんな格好で…すみません…。その、アナルバイブ、と電マ…?ってありますか…?」
店主の元に行くと、先ほどより鼻息が荒く見え、内心気持ち悪く感じつつ、コスプレ衣装の次に書かれたリストを読み上げる。
アナルバイブは使われたこともあってどういうものか分かるが、『電マ』というものはなんのことかわからず、首を傾げながら口にする。
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