(うわ、なんか薄暗いっていうか…、蒸し暑い…感じ…?AVとかバイブとか…、そんなのばっか置いてるし…、制服でこんなところ来たら通報されちゃうんじゃ…)
腕を掴まれて店内に連れ込まれると、レジに座っていた男性と談笑を始める次郎。
その傍らでキョロキョロ店内を見渡しながら、身を縮めて目立たないようにするものの、服装のせいで既に客たちの注目を集めていた。
通ってる学校からそこまで遠くない地区でこんな店に入っているため、より一層居心地が悪い。
(ぅ、なんかすごい見られてるし…。いやらしい目つきというか…。は、はあっ!?なんか、私がねだって連れてきてもらったみたいに言ってるし…)
舐めるような目つきにゾクっと背筋が冷え、一歩後退りして怯む。
次郎の物言いに顔を上げて抗議の目線を送るも、『処女』を暗に天秤にかけられればおずおずと俯いたまま指示に従い…
【いえいえ、変換ミスなどはお気になさらず…。コスプレやランジェリーいいですね!】
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