「何してんのよ、拓海~っ。寝坊してるのかな…」
いつもは大体拓海の方が早いはずなのに、待ち合わせの時間を過ぎても一向に来る気配がなく。
学校を休むと言う連絡もないし、夏芽からのLINEにも既読すらつかない。
1人で学校に行く気にもならず、痺れを切らして拓海の家に向かうことにした。
(はあ、家まで来たけどどうしようかな…。LINEの既読もつかないし、インターホン押すのもおば様に失礼だしなあ…)
朝の忙しい時間を邪魔するのも気が引けて、家の前まできたがどうしようかと立ち尽くしていると、勢いよく扉が開いて幼馴染と目が合う。
「何でここに、じゃないよっ!もうっ、心配したんだからね」
ぷりぷりと怒り、頬を膨らませて怒りを見せる。
が、当然本当に怒っているわけではなく、すぐに笑顔に切り替わった。
「ほら、寝癖ついてるよ。えっと、櫛使うね、…、拓海?どうしたの?」
カバンから櫛を取り出し、背伸びをして拓海の頭上に手を伸ばすが、どこかぼうっとした様子に戸惑い気味に顔を覗き込む。
そして、自転車の後ろの荷台に腰掛け、お腹に手を回して抱きつく。
「ねーっ、拓海って、昔のことどれくらい覚えてるーっ?」
シャカシャカと激しく音を立てて自転車を漕ぐ拓海にそう問いかける。
拓海は昨日の公園の出来事を思い出し、咄嗟に「そんなに覚えてない」と返答したが、少し悲しそうに微笑み、「…私も」と夏芽が返した。
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(はあ…、お腹痛い…。せっかくの休み時間なのに、拓海と遊ぶ時間減っちゃうよ…)
休み時間、ご飯を2人で食べた後、最近ハマってる動物の動画を拓海に見せていたところ、腹痛を感じてトイレに駆け込んだ。
「………ぁん、っ」
排泄が始まった瞬間、声が漏れて思わず両手で口を抑える。
(なに、これ…、なんでうんちしてるだけで気持ちいいの…?)
「は…ぁっ、ん…っ、ぁ…っ、んっ」
両手で口を塞いでも声がどうしても漏れ、みるみるうちに膣から液体が分泌されていく。
「え、誰かオナってる…?」「マジだったらキモくね、普通に」と個室の外でヒソヒソと話す声が聞こえ、ぼうっと顔が赤く染まる。
(私の身体、やっぱりおかしくなっちゃった…、普通にトイレもできない…)
【先週よりはなんとか…という感じです】
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