「怖くてドキドキ?ふふふっ…それは違うだろう?」
服を返せと涙目の夏芽だったが、ようやく自分の身体の反応に気づいたようだ。
股間を隠した手についた愛液だけでなく雨粒のように点々と遊歩道にあとを残した雫…それが自分の身体から漏れ出たものだと…
「お前は怖くてドキドキしたんじゃない。誰かに見られるかもしれない…そんなスリルと公園で裸でいることに興奮したんだ。縄で縛られた時と同じだ…」
いつもなら強い言葉で否定する夏芽だったが、弱々しく首を横に振るだけ…認めたくはなかったが、次郎の言葉は的を得ており、そのことに夏芽自身も気づきはじめていたのだった。
「まぁいい…そのうち否が応でもわかる時がくる…」
次郎は、夏芽にスマホを向けたまま、目の端で木立の影に潜む拓海の姿を捉えていた。だが夏芽は、拓海の存在など知る由もない。
(さて…思わぬギャラリーの登場だからな…何をやらせようか…)
次郎は頭を働かせた…幼馴染の…おそらく夏芽の好きなヒトとは拓海のことに違いない。そのために夏芽は尻の開発を受け入れたというのに、拓海はサイトを見ていただけでなく、この現場を目の当たりにしながら夏芽を助けようともしない…そんな拓海にもっと夏芽を見せつけてやろうと考えていたのだ。
「よし!あとひとつだけ言いつけを守ったら服を返して家に連れて行ってやる。わかったな?夏芽…」
次郎は、うなずいた夏芽の手を引きトイレへと入っていく。
2つある個室の1つに夏芽を押し込むと目隠しをした。
「扉を開けたままでオナニーをしろ。いいか?2回気をやったら合格だ。目隠しは、ほんのオマケみたいなものだ。見えないと余計にドキドキするだろ?」
このやり取りはライブ配信を通して拓海にも伝わっていた…
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