「なっ…!!いい加減にして下さい!こんな往来でそんなこと…!」
頭を撫でられながら褒められ、ホッと一安心したのも束の間。
頬に手を添えられて視線を合わせられたかと思えば、恥ずかしい言葉を並べられて驚愕する。
意地悪な貴方に対しての怒りのせいか、はたまた生々しい言葉の羅列のせいか、頬がカッと赤くなり、ぱくぱくと口を開閉して慌てる哉。
「…もし仮に、本当に金城さんとそういう関係になっていたとしても、何でもかんでも言うことに従うなんて事は、絶対にありませんから。」
調子に乗るなと言わんばかりにキツく貴方を睨み付けると、頬に添えられた手を払い除ける。
威勢よく見せていても、未だ頬は赤らんだままで、貴方と距離を置こうと一歩後ろに退く。
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