「金城さんこそ、狡猾な事はしないで下さいね。」
ぴしゃり、と貴方に言い放つ。
そもそも性行為そのものに快楽を感じたことのない哉は、この勝負は貰ったと心の中で確信する。
先程のキスと同様に、胸を揉み始める貴方の手付きは優しく柔らかい。
だけどしっかりと快感を意識させるような触れ方にぴくりぴくり、と哉の肩が揺れる。
「前から思ってたって……金城さんでもそんな事を考えながら仕事してるんですね?」
乳輪の周り等乳首には絶対に触れないように這い回る指先と舌に、乳首に甘い疼きが集まってくる感覚を覚える。
その証拠に、触れられていない乳首が徐々に硬くなり始め、つんと上を向いて濃く色付いて。
「っ……金城さん、くすぐったい、です……」
尖った乳首に疼痛を感じながら、それを紛らわす様に胸を揺らしながらか細く呟いて。
【思いっきりの焦らしプレイいいですね、どきどきします。】
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