将さん。こんにちは。
朝は曇ってましたが今は太陽が顔を覗かせています。
本編です。
耐え甘声を出るのを押し殺しているとシャワーで洗い流される。
「将さんだけズルいです。」
シャワー音のせいか聞こえない振りをしているか咲夢の声に応えない。
湯船に浸かりながらシャワーをしている将を見ているとソコはダラリと下がっている。
「(硬くないとあんな風なんですね……。)」
【回想、練習日当日編です。】
「しょ、将さん……、恥ずかしい……。
林さん、すみません、咲夢、夢だったんです。
小説で読んだことがあってお好きな方と仲いい友人とダブルデートするの。」
頬に手を触れると肌を染める。
<父と山神さん、お会いしたことがあるから大丈夫ですが正憲さんとお会いしたことがないから……。
咲夢と山神さんから父に話してもらえたら……。>
「将さん、いいですよね?」
お願い。と言った顔で将を見つめていると後ろに居るりんちゃんも<山神さん、お願いします。>と言う。
ダブルデート、室内プールがいいかも。笑
【回想、歓迎会当日。】
<咲夢さん、麻婆豆腐半分にする?あと半ライスもあるし。
家帰ってから食べるんでしょ?
俺も夕飯家で食べるから軽めに済まそうと思ってるんだよ。>
「小野さんもですか?
学園に行くとき夕飯、鯛の出汁茶漬けにすると言ってました。」
(鮭は味忘れちゃったので。汗笑)
<ねぇ、ねぇ、咲夢っち、ここ終わったら二次会付き合ってよ、桜葉っちもいいよね?>
<いや、俺は遠慮するよ、女子会にしたらと思うけど咲夢さん、早めに帰らないと駄目でしょ?(小野さん、怖いし親父も怖いしな。)>
「そうですね、あまり遅くなると……。」
ブツブツと何か言っているマイマイ。
<あっ!じゃあ、家まであーしが送っていってあげるよ。
咲夢っちと山神さんの家興味あるし。>
「えっ?今日の今日ですか?」
<ダメぇー?ねぇ、いいじゃん?>
<マイマイ、いい加減にしないか。>
<今日じゃなかったらいい?桜葉っちも行かない?>
<イヤイヤ、俺は……。>
お待たせしました。と店員さんが料理を運んできてくれマイマイの発言は一回消えた。
【回想、山奥寺院の帰り編です。】
一度車を停めると将と会話をするみやび。
電話を切りUタウンさせ四脚門へと到着すると弘一に言いつけ住職を呼び出してもらう間にメールで寺院の四脚門を撮影し、
メールを確認したであろう、住職が四脚門へ到着と同時にもう一度、将に電話を繋げる。
<何度もすみません、メール見ていただけたと思いますが……。
〇〇県の寺院です、今住職に代わりますので聞いてもらえませんか?>
みやびに続き代わる住職。
<私(わたくし)修志の母方の従兄にあたる〇〇院〇〇寺で住職をさせていただいております、〇〇と申します。
この度は従弟、修志が大切なご家族に不埒な行いで傷つけてしまい申し訳ございません。
謝罪しても償いきれませんがご安心いただきたいのはこの寺院からは朝夕一日、一本のバス。
徒歩では山の中の獣道を通るか車道で歩いても駅まで2時間はかかります。
駅に到着しても周辺に家屋や店はありません。
寂れたところではありますが有人駅で私とも顔見知り、過去に脱走を図った修行僧もいましたが
直ぐに私に連絡があります、もちろん自家用車もございますが鍵は私しかかんりをしておりませんし
所謂、ネットと言うものは副住職である私の弟が管理しております。
携帯電話は微弱で私の鍵付きの自室しか固定電話しかございません。
みやびさんが言うようにご家族の方が学ぶ機会を狭めないで頂ければと思います。
私共がお願いできる立場にはございませんが何卒、ご考えくださるようお願いいたします。>
宮園修志、そろそろ終わりですね~。
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