咲夢さん、こんばんは。
今日も又寒かったぁ・・・ブルブル
温泉行って、一緒に浸かりましょ。勿論湯浴み着なんて、野暮な物は無しで(笑)
イメ咲夢さんのように、洗って貰おうかな。。
【回想、BBQ編】
橘さんとの話を早々に切り上げ、将の近くに来る林。橘さんも咲夢の元へ。
<こらっ、山神!……でもありがとうな。>
最後は声をひそめた林。
<いい娘(こ)だな、橘さんって……咲夢ちゃんの親友だっけ?>
『あぁ、そうみたいだよ。。俺もまだ数回しか、会って話したこと無いけど。』
『林、お前もそろそろ、身固めてもいいんじゃないか?いつまでフィギアが恋人とかじゃ、引かれるぞ(笑)』
<煩いっ、この前まで同じ立場だったお前に、言われたくないわ。(笑)>
『同じ立場だったからこそだよ。家帰って待っててくれる人がいるって、温っかいぞ。。』
<こればっかりは、俺が熱上げても、橘さんの気持ちも……>
『お前が先にその熱伝えないでどうする?……で、また会う約束はしたのか?』
<今度の馬術練習日に、遠くから写真は撮っていいって。。場所は教えて貰った。悪い、山神。。付き合ってくれ。>
『何言ってんだよ、一人で行けよ(笑)』
<そんなこと言わないで頼むよ。。お願いだ。>
少し何事か考えている将。
『久しぶりに出かけるのも、咲夢の気分転換になるかもな。咲夢に聞いてみるよ。』
林との話を終え、橘さんと楽しそうに話す咲夢の横顔を見ている。
【回想、マイマイ編】
宮園書店でのちょっとした出来事から数日後、仕事の打ち合わせからの帰路。
マンションで待つ咲夢へ、帰るコールをしながら華丘駅の改札を出た将は、城井茉生さんから声をかけられる。
『城井さん。。どうしたの?どこかからの帰り?』
喫茶店に行きましょうと城井さん、お茶だけですしとも。
修志事件の時は世話になったし、お茶くらいならいいかと思い、
『分かった、いいですよ。でもちょっと待ってて。』
と言って、スマホを取り出し、咲夢のナンバーにコールを。
直ぐに電話に出た咲夢に
『ごめん。さっき今駅だから、あと15分くらいで帰るって言ったんだけど、駅前で城井さんに会っちゃって、お茶って言われて、無下に断れないから、30分くらい遅れるね。』
と言って、電話を切る。
『城井さん、お待たせ悪かったね。じゃいこうか。』
と喫茶店に入り、奥まった席で向かい合わせに座る。
将は珈琲、城井さんはレモンスカッシュを頼み、来た飲み物を飲みながら話していると
<山神さん、あーしと一回してみない?山神さんみたいな人、タイプなんだ。あっちの具合自信あるんだぁ。イイと思うよ。>
と、とんでもないことを言い出す。
珈琲を口に運んでいた将は、危うく吹き出しそうになり、慌てておしぼりで口を押える。
『ゲフッ…ゲフッ……何言うの?城井さん。自分で何言ってるか分かってる?』
お冷を一口口に運び
『恥ずかしい思いさせて悪いけど、俺には咲夢がいる。咲夢の事裏切ることはできない。。それに城井さんには、俺なんかじゃなくて、もっとお似合いの人がいると思うよ。』
『そういう話なら悪いけど、これで……』
そう言うと、荷物を持ち伝票を掴んで、レジに行き会計を済ませて、店の外に出る将。
誰に目撃されるのかな……(笑)
女性と会ったり、電話あったときは、咲夢に教えてくださいって約束、守ってます(笑)
まだ今後も諦めないマイマイが出てくるんだろうな…
※元投稿はこちら >>