続きです。
【回想、アルバイト編です。】
<閑古鳥のこの状況ねー、どうしますっかね?>
<んー、んー……。>
「あの………(注目を浴びる一瞬怯むが)一層こういうのはどうでしょうか?」
マイマイに絵を書いてもらい紙芝居を作る。
内容は悪い怪人(店長)をマイマイ扮するヒロインと咲夢が闘うがピンチになり前田店長と小野副店長が仲間として助けに来て
みんなで力を合わせて怪人をやっつける。
「本にイタズラする怪人にして本を守るヒーローが……、駄目ですかね?
その後、オーナーがお客さまに謝罪をして今後このようなことのないようにと……。」
<どうだろう……、謝罪って………、被害に遭われたお客さまはいないわけで。>
<オーナー?(パシッ!マイマイが平手打ち。)
あっ、副社長からOKもらってますから、って違う!いつまでもウダウダしてても元店長が戻ることはないですよ?
副社長は絶対に寺院に入門させると言ってました。>
<オーナー、しっかりしてくださいよ、宮園書店潰したいんですか?僕は嫌ですよ。>
<僕もやっと専門店で働けたのに嫌です!>
<ふたりとも…、マイマイも咲夢さんも済まない、ありがとう。>
この後、紙芝居が作られ読み聞かせの一週間前からビラを配り、運命の読み聞かせ日。
<奥さん、宮園書店のアルバイトさんが読み聞かせするらしいっすよ。>そう言ってくれたのはあのお魚屋さんのドラ息子さん。
書店は以前の活気はなかったが咲夢とマイマイに会いたかった子どもたちがやってきてくれた。
読み聞かせが終わると<悪い怪人はヒロインによって警察に捕まって牢屋に入れられている。>とオーナーが話し謝罪して終わった。
マイマイと通用口から出ると将が待っていてくれた。
「将さん。」咲夢が名前を呼んだ瞬間、マイマイが<山神さん!>と将の腕に抱きつきグイグイと
大きなバストを腕に押し付け挟みムニムニとしている。
「マイマイさん、それは駄目です。」
<何が駄目なのー?ねぇねぇ、山神さん、お願いー。ふたりで食事にね?>
薄着のマイマイ、谷間も見えている、その胸を押し付けるから黒い下着がチラチラと将に見える。
「マイマイさん、止めて下さい!」
<咲夢っちが小さいからって…ねぇ?山神さん?
ふふふっ、触り心地いいですよー?
腕にプニプニって気持ちいいでしょ?>
あっ、セルフやきもちは仕事相手の中島泰恵さんの方ですよ。笑
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