咲夢さん、こんばんは。
まだちょっと、気分がすぐれません・・・
【回想、浴室編】
頭身体を洗い終え、再度浴槽に浸かる。
咲夢を膝の上に抱え、後ろに振り向かせ、濃厚なキス。
キスの合間に、咲夢が宮園修志に付いて行ってしまった理由を。
『分かってる。。悪いのは99%あいつ(宮園修志)だよ。でも、咲夢は俺の注意聞いてくれなかった・・・護ろうにも、俺も仕事あるから、四六時中側にいるなんて不可能だからね。。』
『宮園書店オーナーには、みやびさん通じて、調査会社の報告書渡したっていうのに、何も対策取らなかったし・・・』
『あいつには絶対に罪を償わせたいから、訴えるの同意してくれないか?これから同じ目に合う女性が出ないためにも。』
再度、赤くなっている、首筋からうなじ・肩・二の腕にかけてを、ゆっくりとそして丹念に、唇・舌を這わせていく。何度も何度も・・・
『それと、アルバイトの件だけど、咲夢はどうしても、宮園書店で続けたいんだよね?』
『そうしたら、こういうのはどうだろう?あいつが警察に拘束されているうちは、アルバイトに行く。拘束が解かれた後は、その時に考えるってのは。。』
『あいつを本当に出家させるなら、そのままでいいし・・・』
【回想、報告編】
近況を報告しあった上で
『お義父さん、母さん。。特にお義父さん。。』
と話を切り出し、咲夢との交際を認めて欲しいと、話す将。咲夢の実のお母さんと彩葉さんには、報告済ということも添える。
<咲夢と将君がか?>
と、画面の向こうで驚いたそぶりを見せる、義父。
<ちょっと涼香と話させてくれないか?悪いけどマイクとカメラちょっと切るけど、アクセスはそのままで。>
義父がそう言うと、向こうの画面は真っ暗に、マイクもオフのマークが。。
<他の男に取られるくらいならと、仕組んだわけだが、こんなに順調に行くとなんかちょっと悪いな・・・>
<何言ってるんですか啓輔さん。最後まで内緒ですからね(笑)。咲夢の指のリング気が付きませんでしたか?>
<いやそこまではちょっと・・・でもそれがなにか?>
<もう男って鈍感なんだから(笑)将もしてるだろうってことですよ。。要はペアリングってことです。>
<ペアリング?>
<もういいです(笑)あまり遅いとあれですから、認めるって言ってあげて下さいな(笑)>
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