咲夢さん、再びこんばんは。
栗好きなんで、ケーキと言えばモンブランです(笑)
(こういうサイトだと、カタカナ表示にすると別の意味になっちゃいそうな…考えすぎ?(笑))
本編です。
洗い物・掃除を終えて咲夢を見ると、ソファで軽く寝息を立てている。
『寝ちゃったか。起きるまで待ってるとするか。』
そう呟き、自分の部屋からタオルケットを持ってくると、二つ折りにして咲夢にかける。
(そうだ、昨日からスマホ見てないや……)
自室に取って返し、着信がないか確認すると、宮園みやびから着信が入っていた。
(図書館の司書やってるって、咲夢言ってたよな…あの件(宮園修志)の件の進捗確認かな?この時間だと仕事中かな?)
そう思いながらも、履歴から発信をする将。思いがけず相手がすぐ出る。
「はい、宮園みやびですが、山神さん?」
『もしもし、山神将です。昨日は電話出れず申し訳ありません。あの件(宮園修志)の件ですか?』
「いえ、私の方からも、お伝えしておいた方がいいかと思う事がありまして……」
そう言うと、息子から聞いた、修志の行動を話すみやび。
『そうですか、そんなことが……私の方もあれから、色々と調べまして…』
と、□□から聞いた話をみやびに伝える将。
「えっ……それって本当ですの?山神さん…」
と言ったきり、少しの間絶句している感じのみやび。
『えぇ……この件調べてて、久しぶりに連絡とった相手ですし、嘘つく必要なんかないじゃないですか。お義姉さんの立場としては複雑でしょうが。。』
<(そうか……だから弘一さんも前田さんも、言葉濁してたんだ)>
将が話す言葉が耳に入っていないようなみやび。
『もしもし。。宮園さん聞いてます?……』
<あっ、ごめんなさい…あまりに吃驚してて。で、なんですか。。>
『だから、、そんな奴が店長やってるような店で、咲夢をアルバイトさせるなんてできない、って言ったんですよ。。』
<山神さんの気持ちは、痛いほどわかります。私もそんなところで、咲夢ちゃんにアルバイトなんて、させたくない。私の方でも少し調べますので、少しお時間いただけますか。>
少し考えた後
『分かりました。でも来週は大学の入学式、確かその後の月曜日からですから、時間あまりありませんよ。』
そう言って、電話を切った将は、外出の仕度をしてリビングへ。
パソコンの電源を入れ、サイトを立ち上げようとしたときに、
「眠ってしまいました。お仕事の霧の良いところで」と咲夢が起きる。
『俺はいつでもいいけど…ほんとに大丈夫?』
「はい。着替えてきますね。あまり歩きたくないので、スーパーとドラッグストアで」と咲夢。
『じゃあ、車でショッピングモールのスーパー行こうか?確かドラッグストアもあったはずだし…』
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