咲夢さん、こんばんは。
寒いです。温めてぇ。。
年は全然違えど、日本人の初飛行と南極点到達が同じ日なんですね。
そう考えるとなんか凄い(何が?(笑))
そう言えば、長崎に夜行列車で行ったことがあります(初めての一人旅で、ブルートレインに乗りました(笑))
本編です。
席に戻り、彩葉さんと咲夢の会話を聞くとも無しに聞いている。と、彩葉さんが
<将君、暇そうだから、今日はお開きね。咲夢に返してあげるわ。>
と言って、内線でタクシーの手配を指示する。
『そうだ、彩葉さん今日の会計は?』
<今日は咲夢の誕生日及び卒業、それにちょっと早いけど大学入学祝いよ。。>
『でも一人分増えちゃったし……俺の分と、お酒代くらいは。。』
<ぐちゃぐちゃ、煩いわね。私の奢りって言ってるでしょ。。それ以上言い張ると、交際認めないわよ(笑)>
『それは困るな……じゃあすいません、ごちそうになります。』
暫くして、タクシーが到着したとの知らせが。
立ち上がり上着を羽織って
『本当にごちそうさまでした。咲夢、じゃあ行こうか。』
連れ立って玄関に向かうと、後ろから彩葉さんも付いてくる。
咲夢さんがタクシーに乗り込む時に
<咲夢、幸せにね。ちょくちょく顔見せに来てね>と。
将が乗り込む時には
<将君、分かってるでしょうね。咲夢を泣かせたら承知しないからね>と。
乗り込むとドアが閉まり、目的地を運転手に告げると、タクシーが走り出す。
シートに深く腰掛け直し
『あぁ、飲んだぁ…美味しかった。。咲夢の誕生日祝いだってのに、俺だけ飲んで悪かったね。』
と隣の咲夢さんの手を取り、呟く。
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