将さん、こんばんは。
あれ~?何の日の順番まで間違えましたか……。
ドラミちゃん、欲しいかも……。笑
本編です。
ルトロヴァイユを出てタクシーに乗り込む前、ご主人と奥さまに頭を下げ。
「また越させていただきます。」
ご主人と奥さまが咲夢を泣かすなと言っているが兄さまは嫌な顔一つせず返事だけするとタクシーへ。
ターミナル駅まで楽しく会話をしながら過ごしている。
ターミナル駅の改札を出たあたりで嫌悪感に襲われ顔を顰めるがすぐに兄さまの手に癒やされ
笑顔に戻りアクセサリー店へ、店員さんから婚約指輪と尋ねられ首を左右に振り、頬を染めながら。
「た、誕生日プレゼントで……、ペアリングを……。」
続きを言おうとすると店員さんにペアリングはこちらですと言われそちらのショーケースを見ると
シルバーとゴールドの内側に何かのキャラクターとダイヤの入った可愛らしくも
兄さまが着けてもおかしくないデザインの指輪を見つめていると店員さんがケースから出してくれ
『こちらはダイヤで4月の誕生石ですし男性が着けても違和感ないデザインになっています。
お客さま、指のサイズ測らせてください。』
店員さんが指を見てからリングを取り出すと6号ですね。と伝えてくれる。
お連れさまもと兄さまを呼び指を見て測る。
『ちょうど在庫もありますが刻印はどうされますか?』
「今日欲しいので……。」
指輪を嬉しそうに見ながら笑顔で応える。
「刻印……、いずれしてもらいたいですが可能ですか?」
保証書をお持ちいただければと言われると兄さまを見上げ。
「将さん、咲夢、このリングがいいです。」
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