将さん、こんばんは。
咲夢も美味しいお肉食べたいですが、沢山は要りません。
美味しいお肉を2、3切れでいいです。笑
本編です。
片手に持つ手提げの発泡スチロール。
「重たくないですか?交代で持ちましょう。」
そう言ったが兄さまは咲夢に持たせてくれない。
母さまのところへ行き兄さまが手を合わせ心の中で話しかけているのが見える。
不意に顔を上げる兄さま。
「…………兄さま、気配感じましたか?咲夢もたまに気配を感じる時があります。」
そう話した時、春の日差しが大きくなり雨降りの後でもないのに虹が出ると母さまの気配がしなくなってしまう。
「行ってしまわれたのですね。(小声)」
兄さまに聞こえたのか聞こえないのかそれは咲夢は判っていない。
片付けをして管理事務所に諸々の物を返却すると兄さまから洋食屋さんの場所を聞かれ歩き出す。
「駅へ向かう途中にあるんですよ。」
洋食屋さんへ到着すると席に案内されながら。
槌咲夢ちゃん、久しぶりね、元気な顔が見れて嬉しいわ。槌
槌幸せそうな顔してるな、その男性(人)は彼氏かい?槌
それに応え挨拶をする咲夢。
「お久しぶりです、恋人と言うか………。
(小声)婚約者です。
母さまも許してくださった思いますし
父さまもママさまも、あっ!ママさまは父さまと再婚された方です。
将さん、山神将さんです。
オーナー、こちらへ伺う前に桟橋へ行ったら釣をしていた方が鯵を分けてくれたのですが
調理してもらえますか?」
槌構わないよ、和、洋なら出来るよ。槌
槌この鯵、新鮮ね、アナタ、咲夢ちゃんにお刺身にしてくださいな。槌
メニューを見ながら。
「こちらでは咲夢はグラタンを食べてますが海老フライも美味しいですよ。
父さまが言っていました、ママさまはビーフストロガノフを召し上がってましたよ。」
指輪、検索して調べました。笑
男性はどうしても指輪をしにくいと思いまして……。
でもイメ将さんは咲夢のためならしてくれますよね。照笑
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