咲夢さん、こんばんは。
お仕事お疲れさまでした。
体調戻ったのなら良かった^^
今日は何の日
第百九弾
10月5日は
世界教師デー(World Teachers' Day)
レジ袋ゼロデー
時刻表記念日
折り紙供養の日
社内報の日
だそうです。
西岡徳馬、やしきたかじん、辺見マリ、渡邉美樹、黒木瞳、吉田沙保里 などの誕生日でもあるみたいです。
本編です。
用意してきますと言って、立ち上がり洗面所に入っていく、咲夢さんの背中を見つめる将。
その手には、咲夢さんがくれた絆創膏がある。
絆創膏を見つめ珈琲を飲みながら、さっき部屋に戻ってきたときの、咲夢さんとのやり取りを思い出す将。
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ティッシュで、首と言うか顎というかを押さえながら、部屋に入ってきた将を見て咲夢さんが、訝しげにどうされましたかと、問いかけてくる。
話を聞いた咲夢さんは、絆創膏を渡してくれながら、ちょっと見せて下さいと。
ティッシュを外すと、その場所を見つめていたが、まだちょっと血が滲んでます、着替えたら絆創膏貼りますね、と立ち上がる。
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着替え終わった咲夢さんは、将から絆創膏を受け取り、カミソリ負けをした場所に貼ってくれる。
絆創膏を貼ってくれている咲夢さんから、仄かないい香りが将の鼻腔を擽る。
(これって化粧品の香りなのかな?……いい香りだよな。)
将がそんなことを考えていると、これで良し、散歩に行きましょうと咲夢さん。
『ありがとう、じゃあ行こうか。。』
そう言うと、片手でルームキーを取り上げ、もう片手は咲夢さんの手を取り、部屋のドアを出る二人。
将は、片手だけで部屋の鍵を閉め、並んでフロント前に。。
『ちょっと散歩に行ってきます、湖30分くらいで1周出来るんですよね?途中に朝食採れるカフェか何かありますか?』
ルームキーを渡しながら、一人のフロントマンに話しかける将。
「お預かりします。お気をつけて行ってらっしゃいませ。ここからですと丁度対岸位になるのですが、カフェがございます、現着する位の時間には、オープン時間かと。」
『そうですか、どうもありがとう。じゃあ行ってきます。』
そう言うと、ホテルの玄関に向かう二人。その背中に
「お気をつけて行ってらっしゃいませ。」
という言葉に続いて
「見ましたか〇〇さん、男のお客様の首の絆創膏。昨日激しくて付いてしまったとか、ですかね??」
「おい□□。お客様のプライバシー立ち入るなよ。何度言ったらわかるんだお前は。」
「だって、あんな綺麗な女性と、ツインルームで相部屋ですよ、気になるじゃないですか(笑)」
「いい加減にしないと殴るぞ、□□。」
という微かなやり取りが、フロント従業員の間で交わされ、その一部は将と咲夢さんの耳にも届いていた。
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