将さま、こんばんは、お疲れさまです。
早咲きの桜が葉桜になってきてます。
ソメイヨシノはまだ蕾が固い様に見えます。
本編です。
兄さまがアクアパッツァの注文を迂闊だったと悔いているのをウェイターさんが見逃さない。
「お冷のおかわりをどうぞ。」
と共にお変えしますとコースターを置くと兄さまの方には“お客さまのお食事は大蒜控えめとなっております。”と書かれている。
夕陽と冬から春に変わる風が吹くテラス席、咲夢の黒髪が乱れる。
その乱れ髪を手で直し店内に目を移す。
ウェイターさん、ふたりが兄さまと咲夢を見ながら話している様子がうかがえる。
「あっ……、違うんです、恋人に見られなかった事が咲夢が大人じゃないんだよなぁ。と
思い知らされる感じがするんです。」
咲夢の気持ちが将さんに天秤が傾いているのを無意識下に感じていた。
兄さまがデザートの梅のジェラートを譲ってくれると言うがフルフルと首を振り。
「嬉しいですが半分にしませんか?」
デザートスプーンで梅ジェラートを掬うと将さんの口元に近づける。
目端でクルーズ船が水平線へと消えていくのを見て。
「あの船はどこに行くのでしょうね……。」
所謂、ア~ンと言うモノです笑
照れて拒否しても構いませんし受け入れくださってもいいです。
咲夢としては受け入れて欲しいです。
橘鈴子さんの事は林さんと対面させてからりんちゃんは動、咲夢は静でフィギアを作る。
りんちゃんは林さんに肌を見せるフィギアを作る関係になる?
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