咲夢さん、こんばんは。
お出かけしてたのかな??交通止まっても、イライラしないでくださいね。
イライラしても、急激に状況良くなるわけでもないし、なにより精神衛生上良くないです。。
こんな日もあるさくらいに思って。。
そんなこと言ってるリアル将は、それがなかなかできなくて、イライラし通ししなんですけど(汗)
今日は何の日、第四十三弾です。
7月19日は
二千円札が発行された日
女性大臣の日
戦後民主主義到来の日
北壁の日
サイボーグ009の日
やまなし桃の日
だそうです。
三波春夫、水野晴郎、ブライアン・メイ、近藤真彦、杉本彩、藤井聡太 などの誕生日でもあるみたいです。
本編です。
行ってくると、挨拶をした義父と母は、出国審査を受ける人の列に並ぶ。二人の後ろにもどんどん人が並んでいく。
その列を見守る、咲夢さんと将。先に母が通り、続いて義父が、審査を受けている。遠くに手を大きく振る母の姿が小さく見える。
隣を見ると、今まで必死に堪えていたのであろう、瞼一杯に涙が溜まっており、今にも零れそうになっている。
ポケットからハンカチを取り出した将は
『咲夢、はいこれ。』
と、手にハンカチを握らせる。
『よく我慢したね、偉かったよ咲夢。』
そう言うと、咲夢さんの頭を抱き寄せる。
どれくらいそうしていたであろう、ゲートを通った義父と母の姿は、人ごみに紛れてしまい、判別ができなくなってしまった。
またしばらくそうしていた将は、咲夢さんに、
『咲夢、そろそろ行こうか。』
と優しく声をかけて、咲夢さんをエスコートしてその場を離れ、歩き始める。
無言で歩く二人。将の目に【屋上展望デッキ入口】の看板が目に飛び込む。
『咲夢、姿はもう見えないけど、出発時刻まで展望デッキに行く?』
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