咲夢さん、こんばんは。
何がすすんで、何が大丈夫なんだろうと、頭の中が???状態です。と独り言(笑)
本編です。
咲夢さんが林に、フィギアのモデルになるのを断っているのを聞いて、内心でほっとする将。
咲夢さんが発した、翔さん以外の~の言葉は、将にとってすごく嬉しい言葉であった。
そしてこの言葉は、将の心の中の、咲夢さんを独占したい、でも自慢はしたいと相反するような思いを、一層強固なものにしていった。
『だそうだ、諦めろや林。』
『くそっ。完全に諦めた訳じゃないが、今日の所はもう言わない。』
林は内心で
(俺は、フィギアを作りたいだけ、完成したフィギアは、咲夢さんと山神に、あげてもいいと思ってる。でも問題は夢見堂だな。。販売できないフィギアじゃなあ、なんて言うか・・・)
『ところで、山神。お前集めてたフィギア、全部処理しちゃったの?俺狙ってたのあったんだけど。。』
『あぁ、ここに引っ越す時に、全てリサイクルショップに売っぱらった。言ってくれれば、取っておいたのに。』
と咲夢さんの前だが、気にも留めないように、答える将を見て当てが外れように。
(なんだこの二人・・・昔の趣味も打ち明けてる仲かよ。。)
と思いながら
『そうか、そりゃ残念だった。。もっと早く山神に言っておくべきだったよ。もう売ってないだろうな、あのフィギア。』
と、珈琲カップに手を伸ばす林だった。。
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