将さん、おはようございます。
湿気が凄くてドライ点けて眠っちゃいました。
おかげで寝不足にならずに済んでます。
昨夜も将さん抱きまくら、お借りしました。笑
本編です。
注文、上手くできましたか?と聞く様な顔で兄さまを見ると『完璧だったよ。』と言ってくれ満面の笑みを見せる。
(『咲夢のあの笑顔を見るのはあまりないな、それだけ将くんを信頼しているのか……。
書類の話、仮の話しをしても心配ないな。』)
(『将には仮のと伝えたいても大丈夫でしょうが、問題は咲夢よね。
咲夢、変に意識しなければ良いのだけれど……。』)
『絵画の預かり書で間違いない。
○○さんと言って画廊をしていて今回の渡航でも大分、世話になった古くからの友人だ。
間違いはないとは思うが預かり書と契約書、2通と本人サインがなければ売買は出来ない。』
これから話す話に父さまは緊張されてるらしくコホンッと咳をする。
お茶を口にし潤すと姿勢を正す、その様子を見ていたママさまも姿勢を正す。
だから咲夢も姿勢を正し、兄さまの方を見ると兄さまも姿勢を正している。
すると徐ろに父さまが話し始める。
『あくまでも仮だ、気を追わないで欲しい。
私たちが渡航してしまうと咲夢の保護者として将くんに矢面に立ってもらわないとならない時がある。
ただ義兄だと立場が弱い可能性もなくない、そこで涼香と相談して、
婚約証明書を書いた、事後承諾で申し訳ない。
何らかのトラブルに巻き込まれて困った時に使ってもらえればと思ってのことだ。
トラブルがなければそのまま見せる必要もない。』
仮婚約?咲夢が兄さまと?
それは兄さま、困らないでしょうか?
父さまの話が頭の中でグルグルとしてると続けてママさまが。
『将も咲夢も仮の婚約だからもしふたりが別の人と結婚したくなったら
その証明書は陽の目を見る事はないわよ。
安心なさい、啓輔さんもそう思ってるからね。
将、頼んだわよ、あの約束も忘れないでね?』
あの約束…。
咲夢を受け入れられないなら……との兄さまへ、ママさまからのお願い。
仮婚約の話しこんな風にしましたが追加があれば入れてくださいね。
※元投稿はこちら >>