こんばんは、咲夢さん。
ここ数日の天気、梅雨が戻ってきたみたいです。
被害が出ない程度に降ってくれればいいんですけど。。
本編です。
咲夢さんが、店員にオーダーを伝え、店員が復唱し下がっていく。
その様子を見ていた義父と母は、顔を見合わせて笑みを浮かべ
「啓輔さん、咲夢ったらいつの間にか、しっかりして・・・」
「そうだね、涼香。。今まで過保護過ぎたのかもしれないね。君の言う通り将君に預ければ憂いは無いかもしれないね。」
と囁き合っている
咲夢さんは、上手くできましたかと、心配そうな顔で将を見る。
将は意味をくみ取り
『完璧だったよ、咲夢。』
とこちらも、囁き合っている。
将は、義父の方に向き直り
『お義父さん、この前お預かりした、封筒のことなんですが??一通は絵の預かり書の控えで判るんですが、もう一通のいざというときは、咲夢を頼むって??お二人の署名捺印まであるし・・・』
将の言葉に、義父と母はハッとしたように、顔を見合わせ
「私と咲夢外しましょうか?」
「いや、咲夢に関わることだから、本人もいたほうが良いだろう。」
とこれも囁き合う。
その言葉は切れ切れに、咲夢さんと将の耳にも届く。
咲夢さんが不思議そうな顔で、義父と母そして時折将の顔を見つめている。
将は将で
(やばいな、もしかして咲夢さんの前で聞かない方が良かったか?)
と思っている。
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