将さま、こんにちは、お疲れさまです。
今日は暖房いらないですよ。
聖女の校則、今で言うブラック校則ですが巫女、シスターなど育てる学校と思ってもらえれば納得出来ると思いますよ。笑
本編です。
玄関には咲夢のパンプスとシューズボックスの飾り棚にはカードキーを置くシルバーのトレイと
プルーローズのプリザーブドフラワーがいつの間にかに飾られている。
咲夢のアピールであろうその薔薇の花言葉は永遠。(今の時点で深い意味はなく…。)
兄さまから林さんの紹介を聞くと同時に驚きの声を上げる林さん。
その声に驚き兄さまの腕に抱きついてしまう、林さんの紹介が終わると、
兄さまから離れ立ち上がり、会釈をしする。
「林さんは大学時代のご友人なんですね。
山神がいつもお世話になっております、今後とも宜しくお願い致します。」
少々やり過ぎ感の挨拶、しかし林さんには効果抜群で固まり驚愕し咲夢に兄さまとの関係を聞いてくる林さん。
「とても身近で親しい人です。
それに将さんと一緒に居ると安心します。
精神的にも……、肉体的にも……。」
咲夢は林さんが想像するであろう肉体的にもの意味を解らないで発言した。
精神的は傍に居るだけで安心する。
肉体的は膝に座ったり触れたりすると安心する。
「林さん、静と動のフィギュアですか?
素敵な作品ですね……、この腕時計を見ている女の子、頬が若干、桜色ですね。
お好きな方と待ち合わせでもしてるのでしょうか?
こちらのフィギュアは躍動感がありますね。
……ボールを追い掛けている様に見えます。」
咲夢の言葉に興奮気味にフィギュアの良さを話し出す林さん。
兄さまは苦笑しながら、咲夢は興味深く聞いている。
暫くすると咲夢がお風呂掃除をしてきますと立ち上がりリビングから浴室へ。
『山神!彼女との関係は?
いつどこで出会って……、お前らつきあってるんだよな?結婚してるのか?』
兄さまと会話を続ける林さん。
浴室へ消えた咲夢の声がする。
「将さん、すみません、咲夢またしてしまいました。
シャワーの蛇口とカラン間違えてしまいました。
着替え持ってきてもらえますか?」
これは兄さまにも言ってない咲夢のアドリブ、悪戯心が溢れた結果の事。
「全身濡れてしまいました、全部の着替えお願いします。」
兄さまが部屋に入るといつもの白い手提げに着替えが入っている。
その上にはメモがあり…“兄さま、驚かれましたよね?だったら咲夢の成功です。
林さんだけでなく兄さまにも驚きをプレゼントです。”
計画では本当は濡れてはいないはずだったが実際には濡れてしまい
Tシャツワンピースが身体に貼りついて身体の線の大人の下着をうっすらと見せてしまう事になってしまう。
この悪戯をしたかったんです。笑
だってエッチ要素がないんですもん。
衣服が身体に貼りついた咲夢を見て兄さまの反応も知りたいですし
林さんにも兄さまと深い関係があると勘違いさせたいですよ。
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