こんにちは、咲夢さん。
今日はいい天気です、外にいる限りは暖か。。
ポカポカしてると、お昼ご飯食べた後って、特に眠たくなります。
聖女の校則怖っ・・・検閲までされてたんですか(笑)
通信の自由も何も、あったもんじゃないですね・・・
本編です。
エントランスまで降りていくと、林が待っている。
『よぉ。。』
『今日はお邪魔するよ、山神。。』
将が渡辺さんに挨拶した後、部屋に向かう二人。
『まぁ、入ってくれ。』
玄関ドアを開け林を中に誘う将。
『お邪魔しま・・・』
玄関に置いてある女性物の靴に気が付く林
(これって女物だよな。。誰か来てるのか??)
『何してるんだよ、早く上がれって。。』
『あっ・・・あぁ。。』
将に続きリビングに入る林。
(あれっ?誰もいない・・・じゃ、あの靴誰のだ??山神って結婚してたか?そんなこと言ってなかったよな、確か。。)
『まぁ、座ってくれ。。』
とソファに座るように、林に勧める将。
『山神、お前さ・・・』
咲夢さんが、部屋からキッチンに移るのを目の端に捉える将。
『なんだ、また引き込むつもりかお前(笑)』
『まぁそれも無くはないが・・・』
話の腰を折られ悔しそうな林。
『これ見てから、考えてくれよ。』
といい、袋からフィギアの箱を取り出し、中身をテーブルに並べると、滔々とフィギア談義を始める。
トレイに珈琲を載せた咲夢さんが後ろから近づくが、林は気が付いていない。
咲夢さんがいらっしゃいませと声をかけて始めて、人が近づいていたことに気が付く林。
『咲夢、わざわざありがとう。』
と将の声が、林の耳にも届く
(咲夢??誰だそりゃ??)
林が顔を上げると、将の横に腰を下ろし、将と視線を絡め合う美少女が目に入る。
『咲夢、こいつが俺の大学時代の友人で・・・』
と将が紹介を始めたのと
『ぎゃっ・・・貴女は・・・』
と林が驚きの声を上げるのがほぼ同時であった。。
林が何故驚いたか、分からない咲夢さんであったが、将の紹介を聞き終わり会釈を林に返すような仕草を。。
『で林、この女性が俺と一緒に・・・』
将の説明が、耳に届いていない林。
(なんで、あの美少女が、山神の家に??一緒にとか言ってたような気がするが、あまりに吃驚しすぎて、その後なんて言ってたか・・・)
『おい、林・・だい・・・』
目の前で何かがひらひらと動いているのが見える。
『おい、林。大丈夫かお前。。』
今度ははっきりと、将の声が耳に届く林であった。
今思い返すと、公立なのに学校指定とか、校章入りとかいっぱいありました。。(笑)
指定の意味ってどこにあったんだろ??
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