咲夢さん、こんにちは。
お仕事お疲れさまでした。
今は週末のお楽しみの最中かな(笑)
将は遅く起きてずっと、タブレットでゲームしてました・・・
今日は何の日、第十九弾。。
6月11日は、
傘の日
雨漏りの点検の日
国立銀行設立の日
だそうです。
ジャン・アレジ、沢口靖子、土佐礼子、山口もえ などの誕生日でもあるみたいです。
本編です。
鮨を食べ終え、
『じゃあ、ちょっと着替えてくるから。』
と両親に断って、自室に向かう。
着替えていると、隣の部屋のドアの開閉音がする。
スマホを操作して、鏡カメラを起動すると、咲夢さんがちょうど上を脱ぎ始めたところ。
少し眺めていると、上下とも下着姿になり、どれにしましょうか?との声も流れてくる。
そのまま眺めていたい欲望にかられる将だったが、未練を断ち切って着替えを終える。
不意に思い立ち、購入してあったアイマスクをもって、スマホを見ると、咲夢さんは着替えを終え身だしなみをチェックしているところ。
部屋を出て隣の咲夢さんの部屋のドアを静かにノックする。
顔を出した咲夢さんに
『咲夢、これ車の中で母さんにして。』
と持っていたアイマスクを渡す。
『向かう場所が分かるのは遅いほうが良いでしょ(笑)マンション出て右に曲がって、もう一回右に曲がると上り坂で、上り切った先にT字路あるんだ。そこ左に曲がるから、そこらへんで、母さんにしてあげて(笑)』
『じゃ、リビングで待ってる。』
そう言うと、咲夢さんの部屋のドアを閉め、リビングに向かう。
将と咲夢さんがいなくなったリビングでは、母が義父に詰め寄っていた。
「あなた。。知ってるんでしょ。。教えて下さいな。」
「い・・いや。。咲夢から固く口留めされてるから、いくら涼香の頼みとはいえ言えない。。あとでいくらでも謝るから、勘弁してくれ。。」
何かあると白状したも同然であるが、それに気が付いていない義父。
将がリビングに入っていくと、義父に詰め寄っていた母が体勢を直す。
咲夢さんも着替えを終え、リビングに入ってくる。
将と咲夢さんの服装を見て、考えているようだったが、もう何も言わない母。
『じゃ、目的地までは僕の車で。。お母さんと咲夢は後ろの席に。お義父さんは助手席にお願いします。』
と言いながら、玄関を出る。
駐車場に停めてある車の横に立つと、リモコンキーを操作して解錠する将。
『さあ、乗ってください、行きますよ(笑)』
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