将さん、おはようございます。
昨日の夕方から調子を崩していて今朝もあまりよくありません。
陽気が悪いからなかぁ…。
本編です。
「父さま、お昼はどうしましょう?」
『そうだなあ、蕎麦にするか、確かに駅前に蕎麦屋が有ったはずだ。』
「あのお蕎麦屋さんですね、美味しいですよね。」
『主人が拘ってるそうだ、石臼挽き手打ち蕎麦だ。』
「そこにしましょう、その前に……、父さま、扇子お持ちですか?
ママさまは持っていると思いますが父さまは?」
『そう言えば持っていないな……。
涼香は着物、8枚持っていくそうだ、櫛も髪飾りも2つ、3つあったな。』
「なら、帯は3本か4本でしょうね、あとは浴衣もでしょうか?」
『どうだったかなあ……。』
「父さま、ママさまばかりに任せては駄目ですよ。
では、呉服店で扇子を購入しましょう。」
『そうするか、咲夢には参ったなあ……。』と苦笑する父さま。
離れている二組だがお蕎麦屋さんでお昼を摂る事となった。
宮園修志編
そう言やー、兄貴に本店に来いと言われたな。
何で3週間もしなきゃならないんだよ!今更研修ってなんだよ!
再び父さま&咲夢編。
お蕎麦屋さんに到着すると威勢のいい声とともに座敷に案内される。
『いらっしゃい!こちら蕎麦茶でございます。』
「もり蕎麦と天麩羅で、咲夢はどうする?」
「そうですね、もり蕎麦にします。父さま、天麩羅少し別けてください。」
『では注文はもり蕎麦、二枚に天麩羅盛り合わせで頼もう。』
『承りました、もり二枚に天麩羅盛り合わせ、頂きました!』
「父さま、明日、お昼ごはん食べ終わったら宮園書店で研修が一時間ほどあるそうです。」
『一時間?そんなもんなのか?』
「本アルバイト前に読み聞かせをしてほしいとの事でした。」
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