将さん、こんばんは、お疲れさまです。
咲夢は今、BSで歌番組を観てます。
昔の曲も中々、いいモノですね。
帰宅時、少し雨に濡れました。
そうそう、リアル将さんの年齢ってお幾つくらいなのでしょう?
共通項があればまた会話が広がるかなぁ~っと思ったのだけです。
お答えになりたくなければスルーして下さい。
本編です。
兄さまが帰られてから入浴すると父さまが入れ違いでお風呂へ。
リビングでママさまとふたり。
会話なくとも心地よい時間。
沈黙を破ったのはママさまだった。
『咲夢、これ渡しておくわ。』
袋に入った何かを渡される。
『今は見なくていいわ、将に渡してね。』
小首を傾げながらも咲夢が見ては駄目なモノだと判断し。
「兄さまに渡したらいいのですね。」
『えぇ、そうよ。』
父さまがお風呂から上がるとママさまがお風呂へ。
『咲夢、将くんの言う事をよく聞くんだよ。
将くん以外の男とふたりきりにならない様に気をつけなさい。』
「はい、父さま。」
『将くんなら……、咲夢、お前を傷つけるマネはしないと思う。
たが世の男は判らない。』
「そうなんですね?咲夢はよく解りません。」
『男は力が強い、不埒な輩もいる、咲夢が望まない事もされる可能性が全くない訳ではないんだ。
将くんなら咲夢が嫌がる事はしないと思う。』
そんな話をしているとママさまがお風呂から上がる。
『明日、早いのだから休みましょう。
咲夢、おやすみなさい。』
「父さま、ママさま、おやすみなさい。」
自室で眠りにつく前、父さまとママさまの言った言葉の意味を考える。
宮園修志編に続きます。
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