こんばんは、咲夢さん。お疲れ様です。
雀は・・・無いなぁ。。猪もあまり覚えがないから、食べたこと無いかも。
ってことで、負けました(笑)
本編です。
咲夢さんが、ツマミとビールを運んできてくれると、義父が栓を抜き
「将君、まぁ一杯。」
将がコップを持つと、ビールを注いでくれる義父。将は義父のコップに、ビールを注ぎ返す。
「今日はコロッケだそうだ。できるまで飲んでようじゃないか。」
「さっきは済まなかったね。咲夢は私が年を取ってからできた子供。どうしても心配で、猫可愛がりしてしまってね・・・」
「将君も、女の子の親になれば分かると思うよ、この気持ち(笑)」
『はぁ・・・そうかもしれないですね。。』
ビールをちびりと口にして、返事を返しながら、
(そういえばお義父さんっていくつくらいなんだろ?母さんが確か60くらいなはずだから、多少年上として62~63くらいかな。とすると、咲夢さんは43~44の時の子供か・・・俺ももう、35だしな。)
(母さん何も言わないけど、孫の顔みたいとか思ってるのかな??)
などと思いながらも、飲みながら義父と他愛も無い話をしていると、食事の用意が出来ましたと声がかかる。
「将君、ダイニング行こうかね。」
と言って、先に立ち上がる義父。
四人がダイニングテーブルに着き、
口々にいただきますと言って、食事が始まる。
「将君、前にも言ったけど、くれぐれも咲夢の事お願いするよ。変な男に取られ・・・いやなんでもない。」
と義父。
「明日から約2週間、私たちは渡航前の思い出作りしてきますから。将は寂しいでしょうけど(笑)」
と母。
『大丈夫ですよ。念願の海外渡航なんですから、心配しないで行ってきてください。ねっ。。』
と二人に返しながら、最後の部分では咲夢さんを見つめる。
その後も会話を続けながら、食事を終える。
将は酒で少し、顔を赤らめながら、
『今日はごちそうさまでした、美味しかった。渡航前最後の2週間、存分に楽しんで来てください。咲夢も、ねっ。。』
3人に挨拶してから母に
『母さん、悪いけどタクシー呼んでくれる?』
十数分後、到着したタクシーの横で
『母さん、じゃあ本引っ越しの連絡待ってるから。』
『咲夢、存分に甘えてあげて。』
『お義父さん、心配しないでください。』
とそれぞれに言い、タクシーに乗り込む将。
ドアが閉められ、走り始めた車内で、行先を告げた後、座席に沈み込むように座る。
(今日から2週間、また一人暮らしに逆戻りか・・・)
(それはそうと、宮園修志宮園修志。。だめだ、思い出せん。)
マイマイさん、外部からの進学でしたね。
だから、高校生でもバイトできてたと(笑)
中嶋泰恵からの、お誘いなんですね・・・仕事相手だから会わないわけにはいかんし。。
宮園修志の件も動かにゃならんし。。
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