咲夢さん、こんにちは。
今日は、ゆっくりしてますか?
たまには、ゆっくりと過ごすのも必要です。新しい週に向けて、英気養ってください。
本編です。
理解できたという顔はしていないが、真っ赤な顔で別の話をしだす咲夢さん。
橘鈴子という、馬術大会で最年少入賞して、スポーツニュースに取り上げられた女性、知りませんか?その子咲夢の親友なんです、と。
咲夢さんが全く別の話をしだし、ほっとしたような、残念なような顔をした将だったが、
『また、分からないことあったら、遠慮しないで聞いて。』
と、深追いしないで言った後
『橘鈴子さん、橘鈴子さん・・・なんか聞いたことあるんだけどな・・・』
と、ブラウザに新しいタブを立ち上げ、<馬術 入賞 橘鈴子>と入力し、検索をかける。
出てきた記事をざっと読んで、
『あっ、この子かぁ。。○○馬術大会もう少しで、表彰台だった子だよね。』
『馬術界に、新星美女選手現る!!とか騒がれてたっけ。。咲夢ちゃんの親友なんだ・・・あの子も聖女だったんだね?そっかぁ。』
『今度開催される大きい大会で、いい成績収めれば、ナショナルチーム入りも、って言われてたよね。。』
パソコンの画面上には、色々な角度からの馬に乗った橘鈴子の、画像が表示されていて、それを見て
『この子も、咲夢ちゃんとはタイプの違う、美人さんだよね。今度機会があれば、紹介してよ。今サインでも貰っておけば、後々価値が出るかも知れない(笑)』
と言った時、風呂のお湯がたまった事を知らせる、アラームが鳴る。
『咲夢ちゃんお風呂溜まったみたいだから、先入っちゃってよ。。』
突っ込むかどうか考えた末、今回はスルーしました。
突っ込んだ方がよかったのかなぁ(笑)
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