咲夢さん、こんばんは。
失敗は成功の母とも言います。
「あぁ~失敗しちゃった。。」で終わるのでなく、「何が違って失敗しちゃったんだろ?」と前向きになるように、考えてはいかがでしょう?
原因が分かれば次からは、同じこと(原因)での失敗は無くなるはずです。
と、言うのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しいんですけどね。。
あまり悩み過ぎないのが、ストレスを溜めないコツだと思います。
本編です。
トイレにって帰ってくると、咲夢さんから着信とメールが入っていた。
『月曜日、13時半に現着か。。昼くらいに待合せれば、昼飯一緒に食えるかな??』
そう思いながら、咲夢のスマホに発信する。数コール後咲夢の声がスマホから聞こえてくる。
『咲夢?将。。ごめん、トイレ行ってて電話取れなかった。。今大丈夫??』
と聞いたものの、隣に母がいることなぞ思いもやらない将は、話を続ける。
『うん、うん、現地着の時間は了解。。できれば少し早めに待合せて、どっかで昼飯食べない??なんか一人だと侘しくて。。』
『自立してからこの方、ずっと一人だったけど、こんな風に思ったことなんて無かったのに、数日間咲夢一緒に住んで、食事して・・・この楽しさ、暖かさを味わっちゃったからかな・・・』
将も、宮園書店編やってみようっと(笑)
『副店長~あのセクハラ店長どうにかならないいんですか??たまに店に来たかと思えば、いやらしい目で見て・・・』
『やっぱりマイマイちゃんも。。私もこの前なんかお尻触られちゃったわ。。私もマイマイちゃんみたく蹴り入れちゃおうかしら。』
『この前なんか、若いママさんのお尻、穴開く様に見てたし・・・この支店だけお客さん少ないのって、絶対あのセクハラ店長のせいですよ。。』
と、事務所で副店長に話すマイマイさんと、他のアルバイト従業員。
「とは言っても、オーナーの弟だし、、残念ながら俺にはどうしようもないよ。。」
「その件は、オーナーに話しとくから、辞めるなんて言わないでくれ、お願いだから。」
今の件のオーナーへの報告の為、受話器を取る副店長。オーナーが詰めている本店に電話をかけ、電話に出たオーナーに、アルバイトから聞いた話を伝えた上で、
「オーナー、あの店長どうにかしないと、そのうち〇〇支店だけじゃなく、全体の売り上げにも関わってきますよ。」
「言いにくいですけど・・・オーナー。あの店長が、改心するなんてあり得ませんって。何か大事件起こす前に、辞めて貰った方がいいです。。」
「そうは言ってもなぁ。。たった一人の弟だし・・・もう少し様子見てくれないか?」
まだまだ肉親の情の方が勝っている、宮園弘一であった。
宮園修志、まだまだ悪人になっていきます(笑)
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