将さん、こんにちは。
体調が落ち着いて安心しました。
だけど辛いと思ったら休んでくださいね。
咲夢からのお願いです。
咲夢の抱きつかれまくらが治したなら嬉しいです。
本編です。
兄さまがママさまを揶揄する光景を見て羨ましく思う。
学園で数少ない友人と両親を見ていたから、それにママさまが敏感に気づく。
『咲夢……ちゃん、ううん、私の娘だから咲夢よね、将、咲夢を頼んだわよ?』
兄さまだけ引っ張り廊下に連れて行くママさまは咲夢は貴方に恋をしてるわよ、そう伝える。
『将、貴方、咲夢だけを見れないなら咲夢を受け入れないで…よ。
お願いね、私は貴方の親、全て受け入れるわ。
……咲夢の親でもあることを忘れないでね。』
ママさまが兄さまの事を全て見透かしてる訳ではない、感じるものがあっての発言。
兄さまとママさまの会話が終わる頃、リビングから続く廊下の扉が開かれる。
「ママさま?兄さまと内緒話……。
咲夢を仲間外れにしないでください。」
ママさまがそんな琴はないと言い先に玄関で草履を履くと咲夢に
紙袋に入った“忘れ物”を持ってくる様に言われリビングへ、兄さまとふたり戻る。
紙袋を持つ咲夢がリビングを出る前、兄さまにハグをする。
………両肩に両手で触れ背伸びをし唇にキスをする。
が……咲夢が目を瞑った為、唇の端に触れただけになった。
恥ずかしさのあまり直ぐに逃げ出すように玄関に向かう。
咲夢の顔は赤くなって首まで染めている。
その様子を見てママさまは気付いたが何も言わないでいる。
咲夢からのキス、唇から外れたキスをどう思ったのか教えて下さい。
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