将さん、こんにちは。
咲夢は今日、のんびりできましたよ。
源泉かけ流しの露天がある日帰りの温泉に行ってから好きなお店に行って
食事してきました、久し振りだったので美味しかったです。
お昼まで蒸し暑かったのに冷たい雨が降ってきちゃいましたからね、
今の時期、気温の変化が激しすぎです。
本編です。
兄さまから朝食のお礼を言われると。
「下処理まで全部出来ればいいのですが……、全部ひとりで作ったわけではないんですよ?
でも美味しいと言われて嬉しいです。」
リビングのソファにふたり並び座りながら日本茶を飲みながら会話をしていると
兄さまはママさまがせっかちだから9時前に迎えに来ると言う。
「後片付け、すみませんが将さんにお任せします。」
作ったら片付けるまでがセットと教えられていた学園生活だったが
兄さまと過ごすうちに全て自分でしなくてもいいと知った咲夢。
「将さん、支度してきます。
それで……、出掛ける前に制服の写真……。
将さんとふたりで撮りたいです、着替えてきます。」
パタパタっと私室に入ると部屋着を脱ぎ制服を身に着けると髪の毛を卒業式仕様にする。
(咲夢は編み込み三編みに赤いリボンを着ける。
編み込み三編みか普通の三編み、二つ結びと決まっている。)
「間に合いました……。」
私室から出るとリビングに兄さまが待ってくれている。
父さま、ママさま編。
ママさまから報告を受けると父さまは安堵の息を吹くがママさまから時間の問題だと言われ難しい顔をする父さま。
『男親は複雑なんだよ、……涼花の息子に咲夢を任せると決めた時から覚悟していたんだがな。』
『啓輔さん、将は何してるか判らないですが軽薄な人間に育てたつもりはありません。
若い頃、遊んでいたかも私は知りませんが心から愛せる人に出会えたら
その娘の事を決して裏切りません、これだけは断言できます。』
咲夢も父さま、ママさま編してみました。
プレイでしたとしても兄さまは咲夢と恋人同士になったら泣かす事をしない。
そう思いました。
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