こんにちは、咲夢さん。
休日の(ですよね??)昼下がり、いかがお過ごしでしょうか?
なんか少し涼しくなってきてます。。この寒暖差どうにかならないものかなぁ・・・
本編です。
ごちそう様して、朝食を終える二人。
将は後片付け、咲夢さんはお茶の用意を始める。
後片付けが終わったころ、お茶の用意もできたようで、お茶の用意が出来ましたと咲夢さん。
その言葉で、咲夢さんの横に腰を下ろす将。咲夢さんが入れてくれたお茶に手を伸ばす。
『こうしてると落ち着くなぁ・・・ほんと朝食美味しかったよ咲夢。ありがとうね。。』
そう言うと、再びお茶を口に運ぶ。
ソファでゆっくりしていると、刻々と時間は過ぎいつの間にか、8時半を過ぎている。
何気なく時計を見た将は、
『大変、咲夢。。8時半過ぎてる、早く用意しないと・・・母さんせっかちだからもう来るかも。。』
『片づけは俺やっとくから・・・』
と、咲夢さんを急き立てる。
少し時間を遡り、駅前の喫茶店。
店内窓際の席では、野乃崎啓輔は涼香の到着を待っていた。
ベルの音と共に、店のドアが開き、店員のいらっしゃいませの声が響く。
啓輔が顔を上げると、店内を見回す涼香の姿が。啓輔が手を上げると、その姿を確認した涼香がテーブルに。。
開口一番啓輔が涼香に、
『どうだった?咲夢の、、二人の様子は??』
『お疲れ様とかご苦労様とか、言えないのかなもう・・・仲睦まじくやってるようでしたよ。。そんなに気になるなら、一緒に来ればよかったじゃないですか。。(笑)男って変なところで意地っ張りなのよねぇ・・・』
テーブルの上を見ても何も乗っていない。
『あなた、まだ召し上がってらっしゃらないの?モーニングセットでいいですか??』
啓輔が微かに頷く。
お冷を持ってきた店員に、涼香が
『モーニングセット二つお願いします。』
とオーダーを伝えると、店員が下がっていく。
それを待っていたように、啓輔が、
『で??』
と一言発するが、その一言で何を聞きたいのか分かった涼香は、
『仲は良さそうだったけど、そこまではまだないんじゃないかなぁ。咲夢ちゃんまだ高校生ですし・・・』
ほっとしたような残念なような顔をする啓輔。
『でも、時間の問題だと思いますけど・・・』
涼香のその言葉で、運ばれてきていたモーニングに手を伸ばす、啓輔と涼香。。
『あなた、8時半までには食べ終わって、将の家に咲夢ちゃん迎えに行きましょう。。』
両親によって仕組まれた同居、という設定だったので、こんなサブストーリーを入れてみました^^
涼しいと思ったら、雨が降り始めてます(泣)
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