咲夢さん、こんばんは。
山中を彷徨う夢ですか・・・
分身の守護霊、咲夢さんの夢の中にも出入りできるように、今度アップデートしておきますね(笑)
将は、夢見が悪いってことあまりないですね。って言うより起きると、どんな夢を見たのかはたまた見てないのか、きれいさっぱり忘れてます。。
でもあることが起こって、その光景がなんか見たことあるんだよな、ってことが何回かあります。
これって予知夢?とか思うんだけど、何分にもそれまで覚えてないから、なにも対処のしようがないんですけど(汗)
本編です。
咲夢さんはカフェオレ、将は咲夢さんの作ってくれた水割り、を飲みながら会話を重ねていると、咲夢さんが壁の掛け時計に目をやり、咲夢そろそろ寝ますと歯を磨きに立ち上がる。
話をしながらも、視線は咲夢さんの胸元に、仄かに漂ってくるシャンプーの香りに、気を取られていた将は、吊られて時計に視線を。
『ああ、もうこんな時間か・・・』
と独り言を、言っていると咲夢さんが戻ってきて、兄さまおやすみなさいと、後ろからハグしてくる。将の首筋に膨らみの感触が伝わり、直ぐに離れる。
部屋に戻っていく咲夢さんの背中に、おやすみ咲夢と声をかけた将は、起動したままのノートPCを開く。
『画像の続きをチェックし・・・・いやその前に〇子に渡された、紙袋の中身気になるな。。』
寝室から紙袋を取ってきて中を見ると、箱が一つ入っている。
『なんだ?薬っぽいけど・・・』
箱に書かれた、製品名を基に検索すると、アフターピル(緊急避妊薬)との情報がヒットする。
何か所かのページに目を通し
『避妊に失敗してしまった時に、これを飲むことで妊娠を避けられると、服用は早ければ早いほどいいってことか。。』
『箱に開けた形跡無いから、中身もこれなんだろうな。』
エレベーターで〇子から、紙袋を押し付けられたときのことを思い出す将。
『偽物じゃないから、安心して彼女との時に使いなさいとか、言ってたんだっけ・・・』
ひとしきり物思いに耽っていた将だったが、コップに手を伸ばした時に、中身を飲み干していることに気が付く。
『もう一杯だけ、飲むかな、つまみも買ってきたことだし・・・』
と濃いめの水割りを作り、買ってきたナッツを少し皿に出し、チョコレートを取り出す。
リビングテーブルに運び、今度は映像チェックの為、サーバーにアクセスする。
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